融資

固定金利と変動金利はどちらが良いか

長期借入金の場合、変動金利と固定金利、どちらが優位なのでしょうか。

結論はどちらにしても低い金利を選ぶのが正解です。

融資残高は最初が最も大きく、長期借入金の返済(通常は毎月)によって、
徐々に減っていくのが通常です。

金利負担は融資残高×金利ですから、金利の影響力は、融資残高が大きい時の方が大きく、残高が少なくなると小さくなります。よって、最初は金利負担額の少ない(金利が低い)方が有利ということが言えます。

変動金利はその名の通り変動するので、後から高くなる可能性が残ります。

固定金利はその変動を見越して、変動金利よりも高く設定されています。
それは金利変動に対する保険料が含まれていると考えればわかります。

住宅ローンで3年固定金利や5年固定金利が変動金利よりも低く設定されている
場合がありますが、それはその時の金利情勢から、今後3年ないし5年は、
金利変動が少ないとみているか、住宅ローンを集めるために戦略的に低く
設定しているかのどちらかで、ごくまれです(多くは戦略的)。

現在、変動金利は短期プライムレート(短期最優遇金利)に連動して上下する
前提ですが、平成21年1月から変化していません(日本銀行公開データ参照)。

つまり、変動金利と言いながら、変動していないのが実態なのです。

また、それ以前と比較してもわずかな上下でしかありませんし、
変化させていない銀行もありますから、保険料つきの固定金利よりは低くなります。

短期プライムレートの上げ下げは、設定する銀行の個別の判断ですから、
銀行によって違うの建前ですが、競争戦略上似通ってきます。

近年は融資先が少ないので、金利競争が激化し、アンダープライム
つまり短期プライムレートを下回る金利も沢山みかけます。

自治体が設定している制度融資は、低金利かつ固定金利なので、
経営者のみなさんにとっては使いやすい商品です。