融資

銀行の担保って不動産だけ?

銀行の担保って不動産だけだと思ってませんか?

確かに担保というと不動産ですが、都道府県に設置されている信用保証協会が
事業者向け融資の保証をしてくれるのです。

担保とは「将来生じるかも知れない不利益に備え、
あらかじめ補填の準備をすること」コトバンクより
とされていますから、土地である必要はないのです。

これを銀行は優良な融資の裏付けとして位置付けており、
不動産担保よりも高く評価しています。

主な理由は二つです。

最初は、補填までの期間が短いことです。

保証してもらった地域の信用保証協会に事故届を提出し、
同協会が銀行の行った経過管理を適正と判断すれば、
保証してもらった範囲で返済されていない金額が
銀行に支給されるのです。

一方、不動産担保は法務局へ競売の申し立てを行い、
法務局が調査して最低落札金額を査定、公開した後、
資料公開期間、入札期間を経過してから開札され、
最も高い値を入れた落札者が資金を納めてから
銀行に当該落札金額が支給されるのです。

信用保証協会の資金は数か月ですが、
不動産担保の資金は1年はかかります。

もうひとつは、金額の確実性が高いことです。

不動産は時々の相場で金額が変動しますから、
担保を設置した時の価格のままとは限りません。
したがって、返済されていない融資金額を落札価格
が下回る可能性があります(昔はなかったかな?)。

相場が好転して不動産価格が上がったとしても
返済されない融資金額に延滞損害金や競売費用等
を上回る資金が銀行に来る訳ではありません。

一方、信用保証協会の保証は相場に左右されることが
ありませんから、銀行は安心していられます。

早くて確実な方を選ぶのは当然です。