融資

コミットメントライン

コミットメントラインとは融資限度額をあらかじめ定めて、期間(通常1年)内であれば、
融資先の請求に応じて枠内で自由に融資を受けられるというもので、
銀行が融資実行をコミット(約束)するというところが語源です。

近年メガバンクのHPを見ると、突発的な事態に陥った時に融資実行のコミットしないのではないかと思わせる表示があるので、注意が必要です。

新型コロナ感染症で先行不透明感が濃くなった2020年春には、トヨタ自動車をはじめとした大手企業がコミットメントラインを組み、いざという時の資金を確保しました。

この融資形態は金額規模が大きく、1行ではその資金枠を賄いきれない場合に利用されますので、それほど多額の融資枠を必要としない企業には、この仕組みと同じように、融資枠を設定して、その中で融資を受けられる当座貸越という融資形態を利用してください。

コミットメントラインは多額の融資枠を確保するために何行かでシンジケート団を組成することが一般的ですので、アレンジメントフィーがシンジケートローン同様にアレンジャーから請求されます。

また、利払い事務や財務状況・事業状況をシンジケート団に周知させる事務に関しても手数料を請求されます。この手数料はシンジケートローン同様にエージェントフィーと呼んだり、コミットメントフィーと呼んだりします。