決算書

【銀行は決算書の売上をこう見ている】

銀行は決算書を並べてみます。
少なくとも前年の決算からどう変化したかに注目します。
そして、従来との傾向を確認します。

まず、損益計算書の一番上に表示されている売上の増減。
増えている理由はなにか?
減っている理由はなにか?

経営者の方も、売上は気にしていらっしゃるでしょうから、増えた、減ったはお分かりになると思います。

問題は、その理由です。
「景気が悪くなってきたら売上が減った。」とか、「自分が無理して売上を作った。」では駄目です。

「新製品開発に時間を要して営業に注力しきれなかったが、今期は販売ルートを開拓して、売上増加につなげる。」というふうに、原因と対策をセットで説明しましょう。

自社売上の増減要因を説明できない経営者を銀行は信用して資金を融資するでしょうか?

振り返ってじっくり考えれば増減の理由はわかるはずです。
減っていたら、回復策にも言及することで銀行は安心します。

増えていたら「それを支える内部態勢は十分か?」も考えておいてください。
実際は分からなくても自信を持って「大丈夫です」と応えれば銀行は安心します。

次に、昨年と今年の変化がその2年だけの特別な現象なのかをみます。

それには、5年程度の決算書を比較して、増加傾向か?減少傾向か?例年並みか?
特殊な要因があっての売上の落ち込みか?
特殊要因での突発的な売上増加か?

過去の傾向も頭に入れて直して銀行に対応してください。